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過敏性腸症候群とは


先進国では5人に1人が過敏性腸症候群で悩んでいると言われ、日本でもここ最近過敏性腸症候群のような症状を訴えて悩んでいる方も増えてきているようです。

そんな私も、病名すらわからなかった30年前にすでに過敏性腸症候群にかかっていました。

当時高校生だった自分はお腹が張るのを何とかしてもらおうと病院に行ったら、相当ショックでしたが初浣腸されもっとお腹が張ったことをものすごく覚えています。

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過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは、ストレスなどの刺激に腸管が過剰に反応して腹痛と便秘異常などの消化器の不調が続く症状のことです。

過敏性腸症候群がおこる特徴として、身体的な検査をしても臓器などの形には病変などの異状がみられないのに、腹痛や下痢、便秘を繰り返したり、お腹が張るといった腹部膨満感の症状がでるなど、臓器に備わっているはずの働きや能力が異状をおこす病気です。

過敏性腸症候群に悩む人にとっても治療に当たる医師にとっても謎の多い病気なのです。

以前までは下痢や便秘などの表に現れ出てくる症状を裏付けて慢性大腸炎とか過敏性大腸などと呼ばれました。しかし原因が大腸を中心としながら消化器官全体の機能的な異常によるものであることがわかたことで「過敏性腸症候群」という診断名が付けられました。

ちなみに、過敏性腸症候群は病気とはいえ「疾患」ではなく「症候群」に当てはまります。
※疾患:具体的な病状
※症候群:体に現れる病的変化

過敏性腸症候群の特徴

過敏性腸症候群は胃潰瘍や関節炎などと違い、臨床検査、X腺検査、内視鏡検査などにより過敏性腸症候群であるかどうかを確認することはできません。

もともと消化管の働きは健康な人でも心理的なストレスだけでなく様々な刺激によって影響を受けやすくなっています。過敏性腸症候群の人の消化管はさらに敏感のようです。

85%以上の過敏性腸症候群の人、何かしらのストレスの影響を受けているという報告例があるのですが、その症状は少しの刺激でも便通異常がおこったり腹痛などが頻繁におこることがわかっています。

食中毒や食当たりというわけでもなく食事がきっかけで腹痛がおこることもあり、物理的な刺激に敏感に反応して消化管運動が促進され下痢や便秘が起こることもあります。

過敏性腸症候群は治るか?

過敏性腸症候群を簡単に治す方法はありません。しかし様々な治療により症状を軽くすることはできるようです。

過敏性腸症候群の症状は食道から直腸まで消化管のあらゆる部位に見られますが、典型的な症状ではほぼ確実に診断でき、医師から適切な支援を受けられればこの症候群とうまく付き合っていけるようです。