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過敏性腸症候群の症状


過敏性腸症候群の主な症状は、人間がストレスにさらされる時に腸の筋肉が異常な収縮を起こします。この時に腸がその刺激に過敏に反応することで症状を発生するのです。

過敏性腸症候群の「過敏性」という言葉はこの感じやすい反応のことを示しています。

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過敏性腸症候群の症状

腸の症状では腹痛が多く見られます。特に小学生は腹痛が主症状でトイレに行きたくなるという例が多いようです。排便するとお腹の症状も治まることが多いのですが、気にすればするほど便意が強くなり顔が紅潮したり汗が出るという人もいます。そして緊張から解放されると便意もなくなる例もあります。

過敏性腸症候群のおもな症状はつぎの3つになります。

・腹痛や腹部の不快感
・便通の異常(下痢・便秘)
・ガス症状

どの症状にかかっても厄介ですが、過敏性腸症候群にかかってもガンや潰瘍性大腸炎などの疾患にかかりやすくなるという関係性はないので安心してください。また寿命に関しても影響はないようです。

上記のような過敏性腸症候群の便通異常の症状には大きく分けて下痢型、便秘型、便秘下痢交替型がありますがそれぞれ説明していきます。

下痢型

下痢型はどちらかというと若い人に多く、通勤や通学の途中で急におなかが痛くなって何度も駅のトイレに駆け込むといった症状が典型的な例です。

ストレスなどを感じたりすると腸の運動が異常に高まって突然腹痛が起こり便意が間近に迫るような感じが起こり、あわててトイレに駆け込むと下痢便が出てしまいます。ほとんどの場合は排泄が終わると腹痛はおさまるようです。

便秘型

便秘型は男性よりも女性に多い症状で年齢が増すにつれて多くなる傾向があります。

便秘型では、排便するのが困難になるほどその期間が長く続くような人も多いようです。またようやく便が出たと思ったらコロコロとしたウサギのフンのような便が出たり、いつも残便感がありスッキリしないという人もいます。

腸管がケイレンして収縮する状態が続くと内容物が通りにくくなり腸内に便が長くとどまるようになり、このとどまっている時間が長いほど便中の水分は吸収されてしまうので便はウサギのフンのようにコロコロと小さく固まり少量ずつ排泄されるというわけです。

便秘下痢交替型

便秘下痢交替型は下痢と便秘を繰り返す症状ですが、次にどちらの症状がおこるのかわからないことで気持ちが不安定になってしまいます。

下痢は便秘よりも我慢ができないこともあり、それを気にしてか下痢止めの薬を使ったりする人もいます。また食事を制限することで下痢が回避される可能性が高くなるのですがそのあとで便秘に悩まされるという人もいます。

下痢症状が続いたとしても便が出つくしてしまうと翌日は便意がないという場合もあるようです。便秘下痢交替型は病気の期間が長くなるにつれて便秘と下痢が相互に起こってきます。便秘下痢交替型の場合でも便秘の頻度は女性に多く下痢の頻度は男性に多く見られます。

ガス型

下痢型、便秘型、便秘下痢交替型の他にもガス型というのがあります。

ガス型は下痢や便秘の症状は軽い場合もありますが、とにかくおならが出て恥ずかしくて困っているという人もいます。臭いのあるオナラの場合はさらに恥ずかしさが増します。

ガス型の症状にはほかにもお腹が張ることがあったり、腹部に違和感があったり、お腹がゴロゴロと鳴りやまなかったり、排便後の残便感があったりします。

人によっては腸の症状だけでなく胃のむかつきやゲップ、嘔吐、食欲不振などの消化器症状や、頭痛、頭重感、異常な発汗、動悸やめまいなどの全身的な自律神経失調症に悩まされる人もいます。

症状が気になりその状態が続くことで不安感がつのったり抑うつ的になる人もいます。ひどい時は眠れなくなる場合もあります。

いずれにしても過敏性腸症候群の症状に当てはまると自覚しはじめたら医師に診断して早めに治したほうが良さそうです。